EH500形があいの風とやま鉄道・えちごトキめき鉄道・信越線・上越線で試運転を実施

2021年7月11日にEH200-1のけん引の配8789レで新潟貨物ターミナルへと無動力回送されたEH500-24。その後、日本海縦貫線にて死重コンテナを積載したコンテナ車をけん引して試運転が行われています。

ここでは、試運転時のコンテナ車番号、コンテナ番号についてまとめまています。また、試運転が行われた理由についてもちょっとだけ考察してみました。

あいの風とやま鉄道・えちごトキめき鉄道・信越線で試運転時の列車編成

2021年7月12日〜15日にかけて、白新線新潟貨物ターミナル駅とあいの風とやま鉄道線富山貨物駅との間で試運転が行われた際の列車編成です。

向きは下り方を先頭にして表にまとめてあります。

号車コンテナ車コンテナ番号
1コキ104-2263ZD19D-4900
ZD19D-24735
ZD19D-31822
ZD19D-1764
ZD19D-4023
2コキ104-1423ZD19D-6747
ZD19D-30517
ZD19D-9659
ZD19D-987
ZD19D-656
3コキ104-2746ZD19G-7932
ZD19D-30658
ZD19G-2337
ZD19D-8441R
ZD19F-1216
4コキ104-1232ZD19D-15506
ZD19D-11397
ZD19G-2363
ZD19F-7112
ZD19D-30529
5コキ107-1733ZD19D-25077
ZD19F-2270
ZD19G-137
ZD19C-5537(元V19C)
ZD19D-1386
6コキ104-2228ZD19D-779
ZD19F-7084
ZD19F-1217
ZD19D-9004
ZD19D-10829
7コキ104-1046ZD19D-24629
ZD19D-24230
ZD19F-1162
ZD19D-30456
ZD19D-20254
8コキ106-363ZD19D-14696
ZD19D-30215
ZD19F-832
ZD19D-24811
ZD19D-19824
9コキ104-901ZD19D-25120
ZD19G-2152
ZD19G-6229
ZD19F-5027
ZD19D-24320
10コキ106-478ZD19D-24588
ZD19B-2313(元V19B)
ZD19D-9944
ZD19F-989
ZD19D-18347
11コキ106-267ZD19D-5699
ZD19G-39
ZD19F-5843
ZD19D-24713
ZD19D-8900R
12コキ104-65ZD19D-8947R
ZD19D-24699
ZD19D-30240
ZD19D-10974
ZD19D-20930
13コキ104-2177ZD19D-18653
ZD19D-24712
ZD19F-7388
ZD19D-20014
ZD19D-11437
14コキ104-2738ZD19F-5354
ZD19D-18064
ZD19D-10738
ZD19D-6049
ZD19D-24895
15コキ104-926ZD19D-24525
ZD19D-20531
ZD19G-146
ZD19F-1756
ZD19D-19408
16コキ104-1476ZD19D-7412
ZD19D-15076
ZD19D-30648
ZD19D-16520
ZD19D-25231
17コキ104-1937ZD19D-5465
ZD19D-31627
ZD19F-821
ZD19D-8592
ZD19C-1941
18コキ104-1600ZD19D-14741
ZD19C-1851(元V19C)
ZD19D-6702
ZD19D-16426
ZD19D-5309
19コキ104-746ZD19D-24521
ZD19D-17937
ZD19F-5610
ZD19D-6071
ZD19D-22144

信越線・上越線で試運転時の列車編成

2021年7月16日には信越線・上越線で試運転が行われています。上越線側ではどこの駅で折り返したのか不明ですが、日中に上越線を下る姿が目撃されています。

列車編成は下り方を先頭にして表にまとめています。

なお、先日のあいの風とやま鉄道・えちごトキめき鉄道・信越線で試運転が実施された際にはコンテナ車19両編成でしたが、今回は先頭に1車を追加した20両編成で運転されています。

号車コンテナ車コンテナ番号
1コキ104-1209ZD19D-9481
ZD19D-32466
ZD19D-25255
ZD19D-698
ZD19D-25305
2コキ104-2263ZD19D-4900
ZD19D-24735
ZD19D-31822
ZD19D-1764
ZD19D-4023
3コキ104-1423ZD19D-6747
ZD19D-30517
ZD19D-9659
ZD19D-987
ZD19D-656
4コキ104-2746ZD19G-7932
ZD19D-30658
ZD19G-2337
ZD19D-8441R
ZD19F-1216
5コキ104-1232ZD19D-15506
ZD19D-11397
ZD19G-2363
ZD19F-7112
ZD19D-30529
6コキ107-1733ZD19D-25077
ZD19F-2270
ZD19G-137
ZD19C-5537(元V19C)
ZD19D-1386
7コキ104-2228ZD19D-779
ZD19F-7084
ZD19F-1217
ZD19D-9004
ZD19D-10829
8コキ104-1046ZD19D-24629
ZD19D-24230
ZD19F-1162
ZD19D-30456
ZD19D-20254
9コキ106-363ZD19D-14696
ZD19D-30215
ZD19F-832
ZD19D-24811
ZD19D-19824
10コキ104-901ZD19D-25120
ZD19G-2152
ZD19G-6229
ZD19F-5027
ZD19D-24320
11コキ106-478ZD19D-24588
ZD19B-2313(元V19B)
ZD19D-9944
ZD19F-989
ZD19D-18347
12コキ106-267ZD19D-5699
ZD19G-39
ZD19F-5843
ZD19D-24713
ZD19D-8900R
13コキ104-65ZD19D-8947R
ZD19D-24699
ZD19D-30240
ZD19D-10974
ZD19D-20930
14コキ104-2177ZD19D-18653
ZD19D-24712
ZD19F-7388
ZD19D-20014
ZD19D-11437
15コキ104-2738ZD19F-5354
ZD19D-18064
ZD19D-10738
ZD19D-6049
ZD19D-24895
16コキ104-926ZD19D-24525
ZD19D-20531
ZD19G-146
ZD19F-1756
ZD19D-19408
17コキ104-1476ZD19D-7412
ZD19D-15076
ZD19D-30648
ZD19D-16520
ZD19D-25231
18コキ104-1937ZD19D-5465
ZD19D-31627
ZD19F-821
ZD19D-8592
ZD19C-1941
19コキ104-1600ZD19D-14741
ZD19C-1851(元V19C)
ZD19D-6702
ZD19D-16426
ZD19D-5309
20コキ104-746ZD19D-24521
ZD19D-17937
ZD19F-5610
ZD19D-6071
ZD19D-22144

試運転終了後のZDコンテナの動きについて

2021年7月25日(日)発(始発駅基準)の4076レ(八戸貨物 – 百済貨物ターミナル)で一部のZDコンテナ・試運転に使われたコンテナ車の回送が行われました。

この列車は日曜日運休となっているので、新潟貨物ターミナル駅始発の臨時列車を仕立てて運転されたと考えられます。

上記の編成表のうち6〜20車目のコンテナ車はそのままで、新潟貨物ターミナル方の5両分だけ違うコキに差し替えられています。

また、コンテナについては、11〜20車に積載されていたコンテナはそのまま積載されており、1〜10車目に積載されていたコンテナは取り下ろされています。

4076レとしては、10車にZDコンテナをフル積載、10車が空のなかなか面白い編成となりました。

試運転実施の目的はいかに?

みなさん噂がお好きでしょうから、色々と考えてみました。

東海道線が災害不通になった際の冗長性確保のため?

物流の大動脈である東海道線が不通になった際に関東地方から関西・中国・九州地方へ貨物列車を通すには、次の2つのルートが考えられます。

  • 上越線・信越線・富山あいの風鉄道線・IRいしかわ鉄道線・北陸線・湖西線
  • 中央線

まずひとつ目の迂回ルートには、上越線の20‰連続勾配、日本海縦貫線の直流1500V・交流2000V・60Hzというクリアしなければならない問題点が2つあります。

EH500形電気機関車であれば、東北線の25‰勾配に対応しているため余裕がありますし、電源方式も直流1500V・交流2000V・50Hz / 60hzに対応しているためいずれも問題なく走行することができますね。

先日に熱海駅付近での土砂災害では間一髪といった形で不通になることは免れました。しかしながら、中国地方での長期不通といったケースも過去にはあったので、バックアップルートをいち早く検討しておくのは会社として当然のことと考えられます。

このためにEH500形で試運転を行ったのではないか、というのが想定される目的のひとつですね。

また、時を同じくしてEH200形が稲沢へと回送されているので、2つ目の首都圏 – 中央線 – 名古屋というもう一本の迂回ルートについても検討しているのかもしれません。

このように東海道線不通時のバックアップルートの確保という点も、なかなか信憑性のありそうな話です。

EF510形を九州に玉突き転属させる下準備?

先日のJR貨物プレスリリースでは、ED76形・EF81形の置き換えはEF510形で行うことが発表されています。

そして、2021年度の事業計画では「九州用に仕様変更したEF510形の走行試験を行う」とあります。それに向けた土台づくりのためにEF510形の運用を一部置き換えるのでは、と考えることもできそうです。

例えば、以下の列車をEH500形でけん引するように変更するとしたらどうでしょう。

  • 71〜2070レ:富山貨物 – 南長岡 – 隅田川
  • 2071〜70レ:隅田川 – 南長岡 – 富山貨物

現在、71〜2070レは隅田川 – 高崎操車場間でEH500形、高崎操車場 – 南長岡間でEH200形、南長岡 – 富山貨物間でEF510形で運転されています。

また、2071レ〜70レは富山貨物 – 南長岡間でEF510形、南長岡 – 隅田川間でEH200形で運転されています。

この2列車の運用をEH500形に置き換えるだけでも、九州仕様に改造するためのEF510形を捻出することが出来そうです。

2021年3月改正までは金沢貨物ターミナルまでの運転だったものが、富山貨物までに変更されているのもちょっと気になったり。改正の時点でここまで考えられているのだとしたら、なかなかスゴイことですね。

そして試運転は日本海縦貫線の北側に当たる羽越線でも行われました。2021年7月20日・21日には新潟貨物ターミナル駅 – 秋田貨物駅での試運転も行われています。関東発北陸・東北行きの貨物列車をEH500形でスルー運転、なんてことも考えられそうですね。

EF510形を関西発着の貨物列車を軸とした日本海縦貫線のみの運用のみにすれば、九州に投入する分は新造しなくても確保できるのかも、なんて考えてみたり。

さらには時を同じくするようにEH200形が稲沢に回送されたようで、

  • EH500形で上越線貨物を置き換え
  • EH200形を愛知機関区所属に転属させてEF64形を廃車
  • 運用に余裕が出たEF510形を門司機関区に改造の上で転出

なーんていう綺麗な流れが出来上がりそうに見えてきました。色々と調べながら書いていて意外とありそうに思えてきましたが、いかがでしょうか?

おわりに

東海道線バックアップのためという見方が多いようですが、ボクとしてはEF510形の玉突き転属説を推していますw

2021年度の事業計画で九州仕様のEF510形の試験走行を行うとあるので、いずれにせよEF510形には近いうちに動きがありそうですね。

EF510形もEF81形と同じ足跡を辿ることになるのか、今後の動向に注目しています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました